「お金を使わずに生きてきたことを、今は後悔している」――株主優待の名人・桐谷広人さんが、2つのがんを患って初めて気づいた言葉です。
徹底的に現金を使わず、株主優待で生活される個人投資家の桐谷広人さん。テレビ等のメディアで出演される機会が増えて、優待名人として有名になられた方です。
そんな桐谷さんですが、最近2つのがんを患うことになりました。
この機会に、そして人生とお金の向き合い方が変わるようになったことについて桐谷さんが語られる記事で話題になりました。
▶︎ 老後生活、今後の将来の生活が不安で貯金に専念されている方
▶︎ 新NISA制度開始を境に積極的に資産運用に注ぎ込み、普段の日常生活を切り詰めてNISA貧乏に陥っている方
上記に当てはまる方には参考になるのではないかと思います。
◆ 出典先 (『ダイヤモンドZAi』公式HPより)

株主優待のみで生活を続ける桐谷さん

桐谷 広人さんは25歳より将棋のプロ棋士として歩み続け、後に57歳で引退後は個人投資家へ移行。
億超えの資産を持たれているにも関わらず、現金を徹底的に使うことなく株主優待のみで普段の日常生活を過ごされるメディアで有名になった投資家です。
以前にメディアで株主優待のみで生活することを紹介したものの、「一般的に株主優待のみの生活はできないのでは?」と多くの方から意見があったことをきっかけに、徹底的に現金を使わず、株主優待のみで生活されていたようです。
株主優待で頂いたレトルト食品、カフェ利用券、映画館鑑賞券、スポーツクラブなど…、種類は様々。
しかも移動手段は自転車がメイン。テレビでは猛スピードで漕いで移動されることをよく見かけますが、誰が見ても桐谷さん驚異的な方でパワフルです。
がんになったことの後悔

そんな桐谷さん、今年7月に前立腺がん&大腸がんに罹患していることを公表されました。
桐谷さんはインタビューで次のようなことを話されていました。
「自分に寿命があるなんて思っていなかった」
日常生活を株主優待で過ごすことに専念された反面、これまで旅などの経験で現金を使う機会がほとんどなかったとのこと。
大病を患うことで自分自身の命と向き合うことになり、これまでの「お金と人生の向き合い方」に大きな心境の変化があったといいます。
現在は手術が終わり、抗がん剤治療を続けられているとのこと。無事に治って従来の生活を過ごしてもらえるといいですね。
節約に注力していると「お金を使う力」が衰えていく
今回のように資産運用していくと節約家ほど「お金を使わない」生活になっていく傾向があります。
それは「お金が減ることに対する不安・恐怖」と表裏一体で日常生活を過ごしているからです。
20代だと寿命に到達するまでに50年、60年と長くあるため、その間までにお金が尽きることの不安がつきもの。
私自身も20代の頃は倹約生活を過ごしておりました。頑張って総資産が増えて行く中、反対に「20代の若い力」を本領発揮できなかったことを自省。
人生は有限|若いうちにお金と経験を使うべき理由
資産は青天井で増やすことができるものの、人生は青天井で生涯を生きることはできません。
若い頃に経験できていたことが、高年齢になって同じ経験することは体力的に難しくなります。
何事にも人的資本には限界がございます。
自分なりに今後どう生きていきたいのかをイメージしておかないと、不安をつきまといながら、極力お金を使わず貯金し続ける生活を過ごし続けることになります。
だからこそお金を貯めたり、使ったりすることをバランスよくすることだと思います。もちろん将来を備えることは大切ですので。
私自身も本当に心穏やかで自由な生活が欲しかったので、20代は倹約と資産運用を徹底していました。今回のお話の通り、あっという間に20代が過ぎた感覚を持っていたので、若い頃に経験できていなかったことは最低限あったと思います。とはいえ、今はお金に困ることはなくなり、且つ給与収入とは別に配当収入も年々増えているため、倹約生活を行なってよかったとは私自身思っています。
自分はどう過ごしたいのか。貯金・資産運用のみに視野を絞らず、一度立ち止まって将来どうなりたいのかライフプランを計画立ててみるといいかもしれません。
意外にもそんなにお金は必要でないかもしれませんからね。
◆ 出典先 (『ダイヤモンドZAi』公式HPより)

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