ゴールドETF → ヘルスケア株へ乗り換え

資産形成

今年1月末まで好調だったゴールド。以降軟調な展開に変わり、弱気相場に入りました。

これにより保有していたゴールドETFを売却して、ヘルスケア株へ乗り換えることにしました。

  

ほぼ元値の状態で売却

ゴールドETF「SPDR Gold MiniShares Trust(GLDM)」を少額で購入して短期目的で保有していましたが、一時期、購入してから短期間で約30%以上上昇。

暫く強気相場が続いていましたが、最終的には全戻しされる結果に。今後も下落し続けることを見込れるため、傷口が広がる前に売却。

上昇局面において2回に分けて買付しており、平均取得単価が82.06ドルで保有。売却時の単価は81.56ドルで、単価としてはマイナスに。

しかしながら円建ての結果として、円安に救われた形になりました。

1株辺りの平均株価(ドル)取得金額(円)レート
買付時82.06ドル188,745円1回目:144.38円/ドル
2回目:156.63円/ドル
売付時81.56ドル195,027円(+6,282円)160.21円/ドル

  

買付取得価格が188,745円。売却手数料・譲渡税を差し引いた今回の売付取得価格が195,027円。結果として、ほぼ元値へ戻りました。

その後も下落が続き、現時点(※)で最高値から-30%近く落ちております

(※2026年6月25日時点)

  

  

ホルムズ海峡封鎖、長期金利上昇が重しに

好調だったゴールドが一転して下落した主な要因は次の通りだと考えられます。

▶︎ ホルムズ海峡の封鎖

▶︎ インフレ再燃による利上げ懸念

イランとアメリカ&イスラエル間の衝突によりホルムズ海峡が封鎖され、あらゆる物流が滞るようになりました。

ホルムズ海峡を通る運送の中で原油の割合が大きいこともあり、原油価格が1バレル辺り通常70ドルが一時期100ドルまで急騰。石油は原材料や運送等に幅広く使われているため悪影響は必至でした。

結果としてインフレ圧力に繋がることに。

このことにより、世界各国で長期債の利回りが再度上昇。自ずとMMFの投資妙味が増すため、ゴールドの価値が下落することになりました。

今後のインフレ率や長期金利次第にはなりますが、比較的雇用統計が良い結果の中で再びインフレ再燃の懸念を考えられます。

これまで政策金利の利下げを段階的に進められていましたが、利下げ停止はもちろん、場合によっては利上げ再開も視野に入れた方がいいのかもしれませんね。

現時点ではあまりゴールドに対して魅力を感じにくいでしょうね。

  

「More, More」の考えが問題

元々ゴールドを短期目的に保有していたのは、上昇トレンドにおいて急騰しやすいことが理由でした。

イランと米国が衝突する前は米国のインフレの沈静化が見込まれてゴールドが上昇しており、その波に乗っていた状況でした。

ただゴールドは下記理由で長期運用では考えていませんでした。

▶︎ インカムゲイン(配当収入)が無いこと

▶︎ インデックス投資と比べてボラティリティが高すぎる

  

ゴールドは有事における安全資産と言われますが、今回のホルムズ海峡が封鎖された時のように、原油価格急騰によってインフレ圧力が強まるとゴールドも弱含みやすいですからね。

短期投資において「どの時点で利益確定させるのか」自分なりの基準を設ける必要性があるのですが、あまりの上昇局面で「More, More」になってしまっていました。

  

長期投資の方が心地よい

長期投資だとチャートを気にする事なく資産運用できますが、短期投資だとチャートは気にしやすいですし、感情が注入されやすいもの。

趣味の範囲で部分的に短期投資していますが、なかなか難しいものですね。

もしも短期投資を行うなら、例えば「+20%の時点で感情関係なく利益確定する」というように利確ラインを決めて運用した方がいいのでしょうね。

  

今回ゴールドETF(GLDM)を全て売却後、ヘルスケア株である「バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF(VHT)」を288.55ドルで充填することにしました。

(OpenAIのIPO上場の延期、大手企業のAI開発に対する費用対効果の疑問視が影響して、半導体株からバリュー株へ資産が流出しているためか、ヘルスケア株はその後一気に高騰しているようですね。)

今後のリセッションに備え、全体のアセットアロケーションのうち、一部分をディフェンシブセクターへ長期運用する形式にして、様子をみます。

  

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