【NEW】1年前に車を手放した結果、ガソリンの値上げに脳のリソースを使わなくなった

『かもめ』について

最近ガソリンの値上げが騒がれておりますね。
「日常生活に欠かせない食料品等も値上げが続いているのに…」そう思われている方は多いことでしょう。

私も車を保有していた頃は自動車のランニングコストに毎月頭を悩ませておりました。しかしながら、去年に愛車を手放してからは気持ちがスッキリに。

値上げが騒がれている原因は「補助金の減額」

そもそもガソリン価格がこれから上がり続けると騒がれている理由は、ガソリン代に対する補助金を段階的に縮小することが11月22日の総合経済対策で閣議決定されたからです。

2022年代は急激な原油高騰で生活が苦しくなっていたため、期間限定で補助金を支給されるようになりました。しかし2024年12月19日から補助金を5円/ℓ、来年1月16日からはさらに5円/ℓと段階的に減額するようになり、ガソリン代が再び高騰する可能性が出てきたのです。

東京都の2021年12月〜2024年12月のレギュラーガソリン平均価格の推移/gogo.gsより

車を手放したきっかけ

私も以前は車を保有しておりましたが、約1年前(2023年5月)に手放しました。
きっかけは3つございます。

  1. 物価高が長期トレンドになると危機感
  2. まさに自動車は金食い虫だと実感
  3. そもそも『私にとって』車が無いと生活できないか自問自答してみた

1. 物価高が長期トレンドになると危機感

1つ目のきっかけについては言うまでもないでしょう。
2021年に起きたウクライナ戦争をきっかけに世界中で物価高騰になり、日本においても食料品、ガソリン等の日常生活に欠かせない品物の価格が上昇し始めました。

過去に日本はデフレ経済で物価が上がりにくい状態が続いていましたが、コロナウイルスの蔓延も縮小傾向になり世界経済が活発化することで長期的に価格が上がり続けるかもしれないと危機感を感じてました。

次にてガソリン代が高くなっていることをお話ししますが、私にとっても物価高騰は大きく響きました。

2. まさに自動車は金食い虫だと実感

私は今までに新卒で入社してから自動車を約5年間乗り続けてきましたが、保有するだけで毎月必ずと言っていいほど車のランニングコストがかかりました。

詳しい話は今回割愛しますが、毎月のカーローン、自動車保険料、月極駐車場代、ガソリン代だけで合計約5万円/月が固定費として無くなっていました。年間で約60万円です。

それ以外にも自動車が故障せず維持させるために、車検やタイヤ・バッテリー・オイル&エレメント。あらゆる部品の交換代も発生します。
特にタイヤ交換は高いですよね。4本交換で工賃込みで10万円以上しました。

約5年間自動車を保有し続けて総額だと約300〜400万円。いかに無駄遣いしていたのか分かります。

3. そもそも『私にとって』車が無いと生活できないか自問自答してみた

元々自動車を持ち始めたのが新入社員として入社してからでした。
当時は社会人になるということは「車をはじめ、家を持つことが当然のこと」が世間一般の常識に感じていたからです。

しかしながらフタを開けると、車を保有することに段々と金銭的なストレス&違和感を強く感じるように。

私にとって「心穏やかで自由に生活する」ことが人生のモットー。
それに反していると感じるようになると「本当に今のままでいいのか?」と現状維持バイアスに罹っていないか徹底的に自問自答するようにしました。

そのため毎月の支出の見直しにて「自動車の総出費」に目をつけました。

▶︎絶対的に車を持たないと生きていけないのか?
▶︎自宅周辺にバス・電車等が無いか?通勤時で代替できないか?
▶︎車を手放すことによるデメリットは何があるのか?

といったことを1ヶ月程慎重に脳内でシミュレーションしたり、考えたりし続けてきました。

その結果、ストレス&違和感を感じるようになってから4ヶ月後、大切な愛車を手放すことに。
やはり目の前の便利さよりも「心穏やかで自由に生活する」という人生のモットーを優先しました。

現状維持バイアスに罹っていませんか?

日々私たちの周りでは静かに状況は変わっております。現状維持のままだと知らぬ間に自分自身が退化してしまう可能性が高くなります。

前述通り私は約5年間中古車、新車の順番で乗り継いできましたが、もしも値上げ等で経済状況が変わっているのに、自分自身を見直さず現状維持バイアスに罹り続けていれば、今の生活も辛かっただろうなと思います。

ガソリン代の値上げが続いている昨今、皆さんは「ガソリン代節約」に焦点を当てて過ぎていませんか。

▶︎ そもそも日常生活に欠かせないほど車が必要なのか
▶︎ 車が必要なら、それが中古車ではなく新車でないといけないのか

といったそれ以外の視野を広げてみると明るい景色が見えてくるかもしれません。本ブログをご覧いただいている皆さんも試してみませんか。

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