冬のボーナスは幻と思い、全額貯金へ

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12月です。

12月と言えば冬のボーナス(賞与)の時期です。会社員にとって唯一のお楽しみでしょう。
皆さんは既に使い道を決められていますか。

私はというと基本的に冬のボーナスは使わず、全額貯金に回します

ボーナス(賞与)は幻

2020年に起こったコロナショックが明けてから毎年続くインフレの波の影響で、人件費がアップしていたため今年2024年冬におけるボーナス(賞与)は全体的に上昇しております。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「2024年冬のボーナス見通し」のレポートによると、国家公務員の2024年の冬のボーナス(賞与)は一人当たり平均70万8200円の支給で前年比5.0%アップの見通し。民間企業の場合だと平均40万5573円で前年比2.5%アップの見通しとなりました。

一人当たり支給額
(円)前年比(%)
民間企業405,5732.5
製造業533,9011.9
非製造業380,8953.0
国家公務員708,2005.04
(出典:https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2024/11/bonus_2411_01.pdf「2024年冬のボーナス見通し」のレポート『三菱UFJリサーチ&コンサルティング』より)

しかし、こちらはあくまで調査結果によるもの。世の中には夏・冬どちらもボーナス(賞与)をもらえない会社員もいらっしゃいます。

事実、日本航空JAL等の一部の大手企業においても、年々支給されていた賞与がコロナショックによる赤字転落でボーナスカットがしばらく続いたのも記憶に残っていることでしょう。

ボーナスは貰えて当たり前ではない

私が勤める会社では毎年2回、夏と冬にボーナスが支給されます。

しかし普段から「ボーナス(賞与)は貰えて当たり前」とは思っていなく、「今期も無事に頂けるのかな?」と思い仕事に取り組んでいます。

仮に支給されなかった場合においても問題なく生活できるように日々家計管理しております。毎年支給実績があっても、私は基本的に支給された後は貯金に回します。

ボーナスはあくまで「ボーナス」ですからね。

ボーナスに頼った生活は後になって痛みを伴う

かく言う私も、入社して間もない頃はボーナスに頼った生活を過ごしておりました。
「ボーナス」ってある意味「アメとムチ」だと思っております。

会社員として朝早くから出社して、定時で帰れず残業して、ようやく夜遅い時間に帰り着く。
そんな日々を繰り返して、ようやく毎年夏と冬に賞与として多くも少なくもご褒美を得られる生活を定年まで続けていく。

そしてそのボーナスを生活費・新車購入の頭金として充当するといった自転車操業。そして来年のボーナスに向けて再び働き続ける。
当時は貯金スピードも亀のように鈍く、正直何のために働いているのか分からなかったです。

仮に以前のコロナショックのようにボーナスが減らされたり、支給されなかったりすれば、一段と生活がキツくなっていたと思えばゾッとします。

「これがサラリーマンという名の働き方なのか…。」と当時入社して1年間働いた時の感想でした。
だから私は定年まで会社員を続けたくなく、現在はボーナスを全額貯金&投資へ回し続けております。

祝儀代・旅行・家電品は毎月の積立金で

もちろん家計管理は各世帯でそれぞれ価値観があります。支給されたボーナスを海外旅行、高級腕時計、マイカー等の購入資金に充てること自体否定しません。
しかし前述の通り、仮にボーナスが支給されなかった場合のプランBを備えられていない状態で使ってしまっては大変です。

ボーナスに頼らない生活をするために大切なこと、それは毎月の給与から定期的に積み立てることです。

例えば毎月給与の手取りを20万円とします。
全体の生活費が18万円とすると、残り2万円のうち半分を貯金、残り半分をこの先のイベント用(祝儀代や家電購入、旅行代)として先に積み立てておくということです。

こうすることで何も備えずボーナスを当てにするよりも精神的に楽になります。ボーナスがない場合でも臨時の出費に備えられます。

私の場合だと通勤手当を除いて手取りが約18万円ですが、生活費を大きく見直した結果、毎月約10万円で過ごしており、そのうち2.5万円を積み立てています。
残り8万円は3.5万円を新NISAへ、4.5万円は生活防衛費として貯金に回しています。

なんせ、より心穏やかに日々の生活を過ごしたいですからね。

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