多くの方は「やりたいこと」をリストにしたことがあることでしょう。
・推しの〇〇に会いたい!
・イタリアに行ってみたい!
では逆に、「やらないこと」をリスト化したことはありますか?
意外としたことがない方が多いことでしょう。
1.「やらないことリスト」を作ることのメリット
意外と「やらないこと」を挙げる方が簡単でもあります。なぜなら人間はネガティブなことは問題が解決しない限り、記憶に残りやすいからです。
「やらないこと」を明確にすることで
▶︎ 時間・気持ち・エネルギー共に余白・余裕が生まれる
▶︎ ムダを削ぎ落として、本当にやりたいことに専念できる
といったメリットがあります。
私が仕事・プライベートにおける「やらないこと」リストをこれよりご紹介します。
▶︎ 仕事編
仕事における「やらないことリスト」は次の通りです。
① 通勤時、スマホでネットサーフィンしない
② 電話での連絡をしない
③ 手作業を要する毎月のルーティンワークをなくす(しくみ化する)
④ 自分のデスク周りは散らかさない
⑤ 印刷しない、データで管理する
⑥ 不必要な残業をしない
⑦ 気乗りしない飲み会には参加しない
① 通勤時、スマホでネットサーフィンしない
移動中は時間をもて遊ぶため、どうしてもSNSを見回ったり、ゲームをしたりしたくなることでしょう。
とはいえ折角の貴重な時間。この時間では本ブログ記事の執筆を進めたり、書籍を読んだり、ポッドキャストを聴くようにして、自分のための時間を有効活用しています。
② 電話での連絡をしない
私は極力電話で連絡しないようにしています。意外に思われるかもしれません。
電話で連絡することでメールのように文章を作る手間がなくなるものの、
▶︎ 途中で作業を中断せざるを得ない
▶︎ 受けた連絡内容によっては、優先的に取り組まざるを得ない
▶︎ 相手へ連絡することで、相手の時間を奪う
といったデメリットがあります。
そのため基本的に電話ではなく、メールや、LINEのようなトークアプリで連絡することにしております。
急いでいる場合だったら「音声入力」機能を活用することで、入力する手間を大きく減らせます。
③ 手作業を要する毎月のルーティンワークをなくす(しくみ化する)
普段からパソコン入力が必要なルーティン業務を減らすために「WinActor」というプログラミング用のアプリを活用して、自動化させました。
データ処理、請求書処理等がメインなのですが、スタートボタン1つで自動的に処理してもらえて助かっております。
私は主に総務事務を従事しているのですが、途中で割り込み作業が必要になっても、ルーティン業務を止める必要性がなくなり、残業時間が大幅に減りました。
④ 自分のデスク周りは散らかさない

自分の部屋に限らず、職場の自分のデスク周りも綺麗に整えています。
言う間でもなく自分のデスクが整理できていなければ、どこに何の書類があるか行方不明になるリスクが生まれ、探す時間・手間が生じてしまいます。
だからこそ出社しても帰宅しても、自分のデスクは「パソコン」と「電話機」のみしか置いていない状態にしています。
⑤ 印刷しない、データで管理する
勤めている職場は変わらず紙を使うことが多いのですが、私の場合はメモ類は写真撮って保存。大事な資料はデータにして保存しています。
上長への決裁ではどうしても用紙が必要なため、その場合のみ止むを得ず印刷しています。
印刷すると、
▶︎ 紙詰まり発生
▶︎ 印刷方法のミス発生
▶︎ 機械トラブルが発生
といったトラブル発生のリスクがあり、ムダな手間・時間を要します。
かける必要がない手間・時間はとことん省き、有益なことに時間・エネルギーを割きたいです。
⑥ 不必要な残業をしない

最近は残業しなくなりました。
以前は残業代をもらえることのありがたみ(?)を感じながら残務をこなしていました。
しかしながら、時間の大切さを気づいてからは、ムダな残業時間を減らしたいと思うようになりました。
とはいえ中々業務の性質上、減らすことに苦戦。
そこで取り組み中の業務内容を自ら省みて、前述で挙げたような「ムダ」がないか洗い出して、「しくみ化」することに努めてきました。
今では配当金もいただいているので残業代の依存からはサヨナラです。
「残業代」の代わりに「時間」を買うことを優先してよかったです。
⑦ 気乗りしない飲み会には参加しない
「時間」に関連したお話で、気乗りしない会社の飲み会には参加しなくなりました。
今では年に1回参加するかどうかのレベルです。
参加すれば行き帰りのタクシー代などの交通費、会食の参加料がかかります。時間も消費されます。
そして翌日、疲労が取れず二日酔いになってしまえば最悪なパフォーマンスに。
「どうしても参加したい!!」
そう思わなければ基本的にお断りします。
▶︎ プライベート編
① 無駄に服を持たない
② 飲酒・喫煙しない
③ 白米の割合を100%にしない
④ 化学調味料の摂取を減らす
⑤ スマホゲームをしない
⑥ 無駄なスマホの通知を鳴らさない
⑦ 夜更かししない、遅く起きない
① 無駄に服を持たない

学生時代から社会人成り立ての頃はブランド服をよく購入していましたが、今では購入しなくなりました。
むしろ不要な服を手放して、メルカリで欲しい方へお譲りしております。今後も不要な服はどんどん減らしていきます。
② 飲酒・喫煙しない
普段から宅飲みすることがありません。ほとんど麦茶のみです。
私の場合、500mlのビールだけで酔っ払うぐらいお酒が弱いタイプ。アルコールアレルギーだからなのか上半身が赤くなることも。
正直ひとりで宅飲みしてても、個人的にお酒の楽しみ方が分かっておりません。それに基本的にお酒は健康面でも悪影響を及ぼしやすいですからね。
とはいえ「絶対に飲まない」という訳ではありません。親しい友人・先輩方、気が合う方との食事会では飲みます。私はそれで十分だなと感じます。
また、タバコは一切吸いません。前述通り健康的に良くないこと、そしてタバコの匂いが大の苦手です。
③ 白米の割合を100%にしない

お米の価格が高止まりしていますよね。
私は普段からふるさと納税で白米を返礼品として頂いているのですが、価格高騰を機に白米の割合を減らしました。
白米を食べる割合を減らしたのは理由は価格高騰はもちろん、実はもう一つあります。健康面の懸念です。
普段から白米が好きなので食べる量が多く、炭水化物を過剰に摂取していないか心配しておりました。
白米の価格高騰をきっかけに、比較的栄養素が豊富な「もち麦」の割合を増やして炊くようにしています。白米よりも安価で一石二鳥です。
④ 添加物の摂取を減らす
健康面に関連して最近は「添加物」の摂取量を減らすことを意識するようになりました。
普段から美味しく摂取している食べ物は必ずといっていいほど添加物や化学調味料が含まれていることが多いです。(酸化防止剤、着色料、甘味料、かんすい等…)
インスタント類、冷凍食品、お菓子等の加工食品はもちろんですが、意外にも味噌、醤油、カット野菜等の添加物が入ってなさそうな食品も入っていることがあります。
最近は商品裏面を確認して、比較的高くてもできるだけ添加物が入っていないものを買うようにしております。
⑤ スマホゲームをしない
大学時代〜新社会人までどハマりしていたスマホゲーム。以前は最大で月10万円以上課金していましたが、今ではしておりません。
やめた理由は下記記事でご紹介しています。合わせてご覧いただけますと幸いです。
⑥ 無駄なアプリの通知をONにしない

時間を自ずと奪ってくるアプリ通知。不要なお知らせはとことん切ります。通知こそ、自分自身の貴重な時間を奪いにくる悪しき機能です。
通知をONにすれば、有料サブスク加入のキャンペーン、見る必要性がない広告など非常に不要な情報ばかり。
最低限、LINE、電話は百歩多めに譲っても、それ以外は不要なアプリを減らした後、通知を完全OFFで十分です。
⑦ 夜更かししない、遅く起きない
深夜2時3時就寝、昼12時起床。若い頃の休日の過ごし方はこのような感じでした。
「今週仕事が忙しかったから…」「ゲームプレイ、動画視聴を全くできていなかったから…」と自分に言い訳して開放的な気持ちで夜更かしした後、翌朝となれば貴重な朝の時間をムダにする負のループ。
今では遅くても12時就寝、朝8時起床といった休日のルールを設定。ブログ執筆、メルカリでの不用品出品・発送手配を日中にできるための習慣づくりは自分のためになります。
2.「やらないことリスト」は日々の生活が楽になる

「やらないことリスト」を箇条書きにしてみることで、自分らしい本来の姿が形成されていきます。
「自分らしい人生を歩むのに不要なことは何があるのか?」
そう考え、いざ実践してみることでムダに費やす予定だった時間・エネルギーを大事なことに充てることができます。
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