3月の終わりに1泊2日で名古屋&岐阜へひとり旅してきました。
ひとり旅は日常生活では体感できないことを実感できる貴重な機会。自分で行き先を自由自在に決めて、その地で実践的に学んだり、新たな発見ができます。
私は旅するにあたり「ひとり旅」を大切にしています。
名古屋は社会人1年目の頃に行ったことがあったのですが、岐阜への旅行は初めての体験でした。初めての訪問である分、新たに五感を楽しめる良い機会になりました。
目的はPerfumeのライブ観覧

今回名古屋へ行くことになったきっかけは「Perfume」のライブを観覧するためでした。
以前本ブログでPerfumeの大好きさを語った記事を執筆しましたが、中学生の頃からPerfumeのファンでして、よくTVの音楽番組で出演される度にエレクトロニカルなイメージで踊られるダンスの姿に魅了されていました。
学生時代は金銭的に余裕がなく、ライブに行けても大学時代に1回行けてよかったというレベルでした。言う間でもなくファンクラブには入れずでしたが、当時初めて参戦した時はパフォーマンスの凄さに圧巻したり、途中の雑談タイムでの楽しさが忘れられなく、今でもその印象は残っております。
そして経済的に余裕が生まれるようになった今では、自分にとって念願のファンクラブに入会。
普段視力が0.3ほどで悪いですが、今回のライブでは最前線で3人のパフォーマンスを裸眼で見れたこと、応援できたことに感動でした。
岐阜市・大垣市は松尾芭蕉&織田信長公が遺る主要地

ライブがあったのは旅行の1日目。旅行当時は桜の満開に近い時期だったので、2日目についでで訪問したことがない地域へ行って花見することにしました。
実を言うとホテルのチェックアウト前まで行き先を悩んでいました。当初はカーシェアを利用して名古屋市外で花見に行こうかと思っていましたが、候補先が意外と遠く、慣れない土地勘でいくのも時間的に非効率に思っていたためです。
そこでもう一つ考えたのが隣県である岐阜でした。調べてみると「名古屋ー岐阜」間をJR東海道本線の新快速に乗れば20分程で到着することに驚きでした。カーシェアと比べても費用はもちろん、移動時間もかからないのですね。
まずは大垣城&水門川へ
岐阜旅行が決定して、まずは名古屋発の終点 大垣駅へ移動。到着後は歩いて大垣城へ行きました。
大垣城は途中の商店街を歩いた後に正門があって入ることができます。
この大垣城は天文4年(1535)に宮川安定が創建され、関ヶ原の戦い(1600年)では西軍・石田三成の本拠地となり、激戦が繰り広げられた重要な跡地だったようですね。
今ではその跡地が公園となっているのですが、正門入口の枝垂れ桜も含め、桜が満開を迎えていました。

その流れで次は水門川へ歩いて移動。ここは江戸時代松尾芭蕉が約5か月間東北・北陸地方を約2,400kmにも及び、めぐる旅を続けた終点地のようですね。
川沿いには華やかな桜とセットで松尾芭蕉の本体像、俳句像が掲載されていたり、近辺には「奥の細道」に名付けられた記念館、跡地がございました。
訪問時は桜とツーショットされてる観光客がいましたが、大して多くなく、むしろ先生に連れてピクニックされてる幼稚園生が多く和やかな雰囲気でした。

最後は岐阜護国神社→温泉へ
大垣市を後にして、最後は岐阜市へ移動。
岐阜駅へ到着すると金ピカな織田信長公が迎えてくれました。

この後岐阜市営バスに乗り換えて長良川近辺へ移動。ここは1300年以上の歴史を持つ鵜飼が5〜10月の時期に行われる地域でも有名な地域となっております。
今回は桜の花見が目的だったため鵜飼の様子は見ませんでしたが、いつか見てみたいです。

ここでは岐阜護国神社へお参りしてきました。無事に旅行できたことの感謝、身内の安全を祈ってです。
正門付近には立派な早咲き大桜がございました。昔の方はこの桜の開花状況を踏まえて鮎の収穫量を占っていたようで、それで「鵜飼桜」と名付けられた様です。
ちょうど散り始めだったのもあり、舞い落ちる花びらと綺麗な大桜をセットに魅了されました。

そして最後に長良川を展望しながら日帰りで長良川温泉を楽しめる「十八楼」へ。宿泊者が多く写真は撮りませんでしたが、公式HPの通り、長良川への眺めが良く仕事の疲れをリフレッシュできました。
利用料金は90分で1,500円。薬草湯・にごり湯などいろんな温泉が楽しめるのでリーズナブルでした。
公式HPを貼っておりますので入浴後は夕刻だったため、ここで旅の締めとしました。充実した1泊2日の旅になりました。
その他1日目に訪問した場所

1日目はライブ以外にも寄り道した場所がございます。
名古屋到着後、歩いて「名古屋市科学館」へ訪問。プラネタリウムを見に行きました。
幼い頃から自然・天候・天体に関して興味があり、ライブ開始まで時間があったのでせっかくの機会に名古屋市科学館へ訪問しました。
日曜日に訪問したためファミリー層の方が多かったです。
こちらではその他に音・水・錯覚に関する実験、身の回りにあるインフラ、古代の化石などのあらゆる不思議について五感をフル活用して学べるブースがたくさんありました。
プラネタリウムの観覧も含むので、「展示室とプラネタリウム」セットの観覧料で800円で利用できました。

ライブ前には美味しい昼ごはんを食べて戦に備えました。笑
訪問したのは近鉄名古屋線「烏森駅」から徒歩6分程にある「稲乃家」。ここで「きしめん」を頂きました。
1,000円以下でお手頃な価格。初めてきしめんを頂きましたが、スープは濃いのに甘くサッパリしているんですね。平たい麺が食べごたえあって美味しかったです。

そして夜はひとりでおでん食べ放題の居酒屋へ。場所は「呼炉凪来(ころなぎらい)名古屋駅前店」。実はあまりお酒を飲まない下戸タイプでして、ひとり居酒屋が苦手ですが、勇気持って行くと美味しくおでんを頂けました。

1杯パイン酎ハイ飲みましたが、それだけで顔赤くなったのでそれ以上は飲まず、お腹いっぱいになったところでホテルへ戻りました。笑
その他2日目に訪問した場所
大垣駅へ戻っている途中に「金蝶園総本家 大垣駅前本店」にてお土産を買いました。和菓子がメインで入ってみると和と洋とのコラボレーション「あんがとショコラ」、苺が丸ごと入った「苺大福」など美味しそうな和菓子が揃っていました。
お土産で買った際に頂いた手提げ袋も大垣城をバックに金蝶園総本家のお店が入っているレトロな感じでよかったです。

岐阜市では「東亭」という定食屋で「味噌カツ丼」と「中華そば」を頂きました。1日目のきしめんに続き、地元グルメ「味噌カツ」を頂きたかったので利用しましたが、濃めの味に仕上げられたソースがたまらなかったです。

ご夫婦の方が頑張って商っていまして、地元にも愛される定食屋のようでした。2つ合わせても1,280円のお手頃価格なのに非常に美味しかったです、ご馳走様でした。
いい旅になりました。
皆さんもゴールデンウィークの旅行で名古屋・岐阜へひとり旅してみませんか。
出典先
▶︎ 名古屋市科学館 トップページ
https://www.ncsm.city.nagoya.jp
▶︎ 長良川温泉「十八楼(じゅうはちろう)」
https://www.18rou.com