Xを閲覧していると気になるポストがございました。
こちらは、元ゴールドマン・サックスに勤務されていた田中渓さんのお話です。そのポストには
旅先の名所、世界遺産、食べておくべきもの、ここだけはいくべし、みたいなところを、SNSでリサーチして、ネットでみて、ガイドブットで調べに調べる
それだけ調べてたら、実際に行った時に、「あぁ、調べたとおりだった」って答え合わせをしているだけな気がしちゃうんですよね
もっというと天気とかが悪かったりして、写真の方がよかった、ってがっかりすることすらある
わざわざ海外とかまでお金と時間を使って行って、答え合わせの安心を買っているというか
仕事でさんざん答え合わせさせられてるのに、休暇でも同じように答えが合っててよかった、という感じで。
そう思うようになってから、旅に予定を立てなくなり、暮らすように過ごすようになりました
ひとり旅が好きな私にとって、最近では「暮らすように旅する」ことをモットーにしているのですが、田中さんのこの考え方は畏敬の念を感じます。
というのも、本来の旅の目的を私自身忘れつつあったからです。
旅の目的は何か?
普段からひとり旅が趣味で休みの日に旅する機会を設けているのですが、旅の愉しみ方は2種類あると思っています。
1. 観光をメインとして、ホテル代をコスパよくする
2. ホテル選定を重きにおいて、観光を最小限にする
このように観光先の歴史、グルメ、絶景を堪能することに重きを置くことが本来の旅の目的。
しかしながらSNSが普及して以降、近年ではそういった本来の旅の目的よりも、映えを意識して旅行される方が増えてきました。
旅において「映え」を求め続ける今日
思えばスマホを持つのが当たり前になり、SNSが世界的に普及して以降、リアルタイムな楽しみよりも、インフルエンサーのように真似して『映えた写真を撮りたい』と意識される方が増えてきた気がします。
言い換えると、旅先でリフレッシュしたり、楽しむよりも、投稿ポストと同じように映えた写真を撮りに行くことを目的に向う。
そして他の方へ良いように魅せることを優先されてる方が多く感じます。もちろん一概には言えませんけれども。
実際のところ、最近のニュースでは立入制限区域に入りこんででも撮影する方がニュースを通して聞くようになり、中には危ない場所へ立ち入って命を落とされる話を聞くようになりました。
危険を冒してまで目的の場所へ向かい、SNSへ投稿すること自体、承認欲求があると少なからずいえるのではないでしょうか。代表的なのはInstagramです。
Instagramを退会するきっかけ
Instagramは他のSNSと比較しても画像・動画がメインとなっていて視覚的情報が多いことが特徴。そのため気になる投稿が続けば滞在時間が伸びやすいです。
私も以前はInstagramを利用していましたが、1年前に退会しました。次の懸念事項を感じたからです。
▶︎目的と行動が異なれば、比較的満足度・幸福度が高まらない
▶︎他人の投稿を見て一喜一憂することがある
本来の旅の目的は非日常的な景色を愉しむ、新たな発見を見つけに行ったり、リフレッシュさせること。
私がSNSを本格的に利用していたときは、最初こそ思い出のアルバムのように使っていましたが、慣れていくうちに「友人が投稿された場所へ行きたい」「多くの方から『いいね』が欲しい」といった他人軸で承認欲求の塊でしかありませんでした。
そのため観光地に行っても思うように景色や食事を楽しめず、事あるごとに写真を撮ってばかりでした。
心底から湧く自分なりの幸福感がないことに気づいてからはInstagramを退会しました。(他にFacebookもやめました)
他人軸ではなく、自分らしく旅する
「旅するように暮らす」
これからは本当の旅の醍醐味を味わるフェーズに入ってきたなと感じます。
私は昔から京都が好きで、以前に「お邪魔します、京都」「そうだ、京都へ行こう」といった観光PRのキャッチフレーズが流行ったのを思い出します。
依然としてこの気持ちを忘れることなく旅先の歴史、生活を学びながら旅してみたいものですね。
元々心底行ってみたかった場所なのか、それとも「〇〇さんが行ってたから行きたい!」なのか。
それにより満足度、幸福度は変わってくるのではないかと思います。
旅を愉しむにおいてでも、主体的に自分軸で旅行することは大切です。
一度SNSに縛られすぎることなく、旅を愉しんでみませんか?
