◆前回の記事
みなさんは投資をされていますか?
アメリカS&P500の指数は2000年始め 1,455だったのが、2025年末 6,845へ。約5倍近く成長しました。
ゴールドは1toz辺り約300$だった2000年に投資すると、2025年末で約4,300$へ。約15倍近く成長しました。
このように早いうちから長期で資産形成を続けていくと評価額は大きく上昇し続けることが歴史上証明されています。現代経済は成長し続ければ給与も上がり、同時にインフレによってあらゆるモノの価格も上がり続けます。

対して日本の場合は「失われた30年」においてデフレ経済が続き、景気の底冷えが長期間続きましいた。
多くのご家庭では「必ず貯金して起きなさい、万が一のために助かるから」とお年玉をもらう度に教わってきたことでしょう。景気が良くならない中において「投資=ギャンブル」の印象が根強かったことを考えれば致し方ないことでしょう。
私も耳にタコができるぐらい貯金の大切さを教わってきた分、コロナ禍になる前まで貯金第一の固定概念を持っていたのを忘れていません。
田中 渓さんの名言に耳を傾けてみる
しかしながらコロナ禍を経てインフレ(物価高)のトレンドに切り替わった今日において、今では貯金だけでは通じなくなりました。金融リテラシーが必要不可欠な時代になったと言わざるを得ません。
元ゴールドマン・サックスを退職された著名投資家 兼 ラジオパーソナルトレーナーの田中 渓さんの書籍には次の名言が掲載されています。
①「今すぐ」「少額」から投資を始めること
【出典元】億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド / 田中 渓
②「複利」の力は侮ってはいけない
投資したことがない方でもこれらの言葉は知ってもらいたい言葉です。
準備期間にて機会損失していることを忘れてはいけない

まず1つ目が「今すぐ」「少額」から投資を始めること。資産運用に限らず何事においてもスモールスタートするにあたっては先手必勝であることは私自身も同感します。
多くの方にやりがちなのが「準備が完全に整ってからスタートする」こと。確かに準備は必要ですが、その間に機会損失が生じていることを忘れてはならないことをお伝えしたいです。
例えば新社会人になりたてのことを思い出しましょう。本来は入社した時点で給料が発生するため、実務を積んでもらいたいのが会社の視点です。
しかしながら研修期間を通して会社全体、担当業務のことを知ってもらうことで、将来的に円滑に業務が進められる利点があります。そう考えると研修は必要です。
とはいえ研修期間が1年、2年続いては会社の売上に繋がる機会を失います。そのため入社後、数ヶ月後の研修を通して配属され、実務経験を積んだ方がスキルがつきますし、同時に会社の売上に貢献します。
ジャンルは外れますが、最近両親へ還暦祝いで旅行を企画してプレゼントしたお話も似ています。今後両親の身体能力が落ちていく前にプレゼントすることで素敵な思い出を残すことができました。
資産運用に限らず何事もスモールスタートするにあたって、早めに行動に移すことが大切です。そして準備期間において機会損失が生じていることを忘れてはいけないことを改めてお伝えします。
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「複利」の力は侮ってはいけない、時間を味方につける
そして2つ目が「複利」の力は侮れないことです。学んだ知識をアウトプットし続けることで成果は複利の効果により最大限に発揮します。
皆さんは「ジャックとジル」のお話をご存知でしょうか?
◆ ジャックとジルのお話
①ジャック:18歳から社会人として働き始め、同時に毎年50万円を8年間のみ資産運用で積み立てる。
②ジル:大学卒業して26歳から毎年50万円を40年間資産運用で積み立てる。
Q. ジャックは投資元金400万円、ジルは投資元金2,000万円を仮にどちらも66歳までS&P500の指数に連動したインデックス投資に年利10%で運用し続けた場合、どちらが資産を多く増やしたのでしょうか?
このようなお話です。
このお話の正解は、18歳から積み立てた「①ジャック」が多く資産を築き上げました。
ジャックの総資産は2億5,878万円。ジルの総資産は2億2,129万円でして、ジャックの方が3,500万円以上も多く築き上げていました。
ジルの方が多く投資元金を積み立てているので有利に見えても、早めに資産運用を始めたジャックの方が多く築き上げて、大きな差が着いたことが分かります。
「自己投資」も同じことが言える
早めにスモールスタートするのが大切なのは「自己投資」においても同じことが言えます。
田中渓さんの書籍にも載っているのですが、例えば現状が「100%」の状態において、1日目に1%の実績を積むと成果値は100%×1.01=101%になります。
これを1年間欠かさず続けると、成果値は3,778%(スタート時点の37.8倍)に膨らみます。
反対に1日その1%のことをサボると100%×0.99=99%になります。仮に1年間行動に移さなければ成果値は約2.5%にまで衰退します。もしも最初の1日目にサボった分を戻そうと、2日目に1%分を実績つけても、99%×1.01=99.99%で100%に完全に戻るわけではありません。
「複利」「時間」は自己投資においても関係があることが分かります。
完璧は求めず、拙速で行動して、適度に軌道修正する
人生においてお金は確かに必要不可欠です。しかしながら、お金のことばかりフォーカスしてしまっては気づかぬ間に時間は刻一刻と過ぎ、本来のチャンスを逃してしまいます。
私もここ2〜3年前までは完璧主義な性格で悩んでいた時期がございました。このことは別の機会でお話しますが、コロナ禍を経て田中 渓さんをはじめ、多くの成功者の方の考え方をYouTubeの動画を通して知ってからは100点ではなく、70点程度の成果を目指すようになってからは仕事や日常生活において成果が発揮され、自身の気持ちも楽になりました。
もしも間違った部分があったのなら、重大インシデントでない限り軌道修正すれば良いからですね。
成果が複利の効果で最大限に発揮するのであれば、早いうちに準備にかかり、拙速ながらも行動に移した方が吉です。
それだけ複利と時間は密接なる関係性を持っていることを実感します。
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【紹介書籍】
▶︎ 億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド / 田中 渓



