以前の記事にてビットコインを現金化したお話をしましたが、投資の知識が浅はかな状況で暗号資産(仮想通貨)に投じることは控えたほうがいいことを学びました。
ビットコインを含む暗号資産をこれから投じようと考えてる方、まずは投資経験が少ない状態で投資するとどうなるのかを知っていただける機会になれると幸いです。
ビットコインの投資は意外と茨の道になりやすいです。
最高値から-30%以上暴落
その理由が今の相場に示されています。

2022年秋頃から始まった上昇相場により、1BTC辺り10万ドルという大台を突破して、今年の10月に約12.5万ドルまで上がりました。
そんなビットコインが先月から雲行きが怪しくなりました。今年10月から軟調な展開に変わりました。
直近1ヶ月の間で最高値の12.5万ドルから約−30%以上暴落して、今では8万ドル台にまで落ちました。
今の週足チャートを確認すると、今までサポートラインであった50週移動平均線を割り込んでいることが分かります。
MACDも下落基調であり、一連の上昇トレンドが一旦終わった気がします。
短期的には下げ過ぎているので、多少回復するかもしれません。しかし50週のラインにブロックされれば、200週のラインに向けて下げ続けると考えた方がいいかもしれません。
ビットコインはこの上なくハイリスク・ハイリターンな資産

暗号資産は法定通貨のように物理的に保有することがなく、インターネット上でのやりとりで完結できる財産的価値です。銀行等の第三者を介することなく、財産的な価値をやり取りが可能な仕組みになっています。
ビットコイン、イーサリアムは聞いたことがあるかもしれません。
私たちが日常生活で使用する法定通貨だと日本銀行が指示する分だけ通貨を発行できる分、通貨の価値が徐々に減少する特徴があります。
ビットコインなどの暗号資産は発行数が限られて希少価値が高いため、株式投資よりも日々の価格変動が非常に大きいです。投資目的で保有される方が多いことが特徴ですが、リスク許容範囲を超えて運用すると大きな利益か損失につながります。
以前は1BTC辺り1,000ドル以下でしたが、5年経過した今では10万ドルに達しています。
タイミングを見計いながら35万円まで積み増す
そんな私はビットコイン投資の経験者ですが、痛い目に遭う経験でした。
当時は投資信託、高配当株ETFへの投資がメインでしたが、ビットコインが上昇トレンドで盛り上がっている時に段階的に購入しました。当初は7万円でしたが、後に下落する度に買い増ししていき、トータルで35万円分まで購入しました。
後に上昇するだろうと楽観的な考えを持ち続けていました。
-70%以上暴落してビットコインの価値は9万円に
しかしその後も下落し続け、ついにビットコインは最高値から約-70%以上の大暴落に襲われることに。
35万円分買い増してたビットコインは、大暴落で9万円の価値に。
私は「買ったビットコインは、もうドブに捨てたもの」だと思い込み、しばらく評価額は見ないようにしました。
幸いにも全体のアセットアロケーション(資産配分)のうち1割未満しか入れていなかったため、仮に価値がゼロでも致命傷は免れますが、それでも大きく損失を出したのはショックでした。
タルムードのある教えに「7匹の太った牛が来れば、後に7匹の痩せこけた牛が到来する」と言う言葉があります。
ブームはいつか終焉を迎えることを知らない素人の私は安易に手を出してはいけませんでした。
耐え凌いだ結果、140万円までに回復
そんな状況においても手仕舞いすることなくビットコインを保有し続けた結果、徐々に回復してきて評価損がなくなりました。
むしろ2万ドルだったビットコインが、新たな上昇トレンドの到来でその後一気に10万ドルまで急伸。
これはビットコインの半減期が影響しているのですが、9万円まで落ちた評価額は140万円に化けました。
まさしくこの最終的な投資判断は運が良かったと言わざるを得ません。
手仕舞う基準は一か八か
ビットコインを購入する際、手仕舞うラインは次のラインを決めていました。
▶︎ ビットコインの価値がゼロになるか
▶︎ ビットコインが10万ドルを超えるか
まさに一か八かの基準ライン。幸いにもケガの巧妙で安心して後者でビットコインを手放せました。
あとは明らかに現在の相場について強欲感が否めなく、手放した方がいいと賢明な判断ができたのも良かったと思います。
ビットコインを知らない状態で投資するのは危険
幸い運よくプラスの評価額で手放せましたが、基本的にビットコインの知識がない状態で安易に手を出さない方が賢明です。肌感では「投機」に近い気がします。
ビットコインを含む暗号資産はメリットとデメリットを理解して投資することが欠かせません。
ビットコインには半減期を迎えた後に上昇しやすく、そのピークを過ぎる翌年以降は大きく評価額を毀損するリスクがあります。しかも株式投資と比較しても相場の変動率は1日で±10%近く動くことだってあります。
どうしてもビットコインに投資したいと考えている場合は次のことを考慮して投資するとよいと思います。
▶︎ かすり傷で済む範囲の投資元金にすること(参考:全体のポートフォリオの5%未満)
▶︎ 株式投資と比較しても日々の価格変動が大きいことを知っておくこと
▶︎ 法律の整備が不完全なため、仮に盗難に遭っても保証されないリスクがある
ここまでビットコイン投資のデメリットを中心に話してきましたが、投資自体を否定するわけではありません。
何事も投資するにあたり、投資商品の特徴を理解して、自分自身のリスク許容範囲を十分に省みて資産運用することが大切です。
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