「いつまでもあると思うな親とPerfume」
まさしくその時が来るとは思いませんでした。
25周年を迎えた2025年をもって活動休止へ
25周年を迎えた今年2025年をもって、Perfumeの活動休止が発表されました。
地元広島を起点に地道な努力を積み重ねてきて、全世界へ「Perfume」の存在を誰もが知れ渡る存在に。
私がPerfumeを知るようになったのは約15年以上前の中学生の頃。当時Perfumeの曲を帰省の際に流行っていた「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」を父親がよく流していて、その頃からPerfumeを知るようになりました。
テレビで出てくるPerfumeには圧巻の連続。テクニカルポップという独特な音楽と、3人揃ってのキレッキレのダンスに見惚れました。
人生初のライブデビューしたのも「Perfume」だった
人生初のライブ参戦をしたのは大学時代。それもPerfumeでした。
当時生活に余裕がありませんでしたが、どうしても一度はPerfumeのダンスを生で観たいと思い、バイトで頑張って稼いだお金を握りしめて参戦しました。
その頃では既に抽選申込スタイルだったのもあり、初めて当選した時は自室で喜び叫んでいたのを覚えております。
MIKIKO先生監修のダンス、中田ヤスタカ先生監修のライブパフォーマンス。そして観客に向けて披露し続けるPerfume。いつの間にか自然とファンになっていました。
その他にも様々なアーティストのライブに参戦したことがありましたが、やはりPerfumeにしかない惹かれる部分が多く、中学時代から長くファンで居続けたのはPerfumeのみ。
3人4脚で約25年間、共にずっと走り続けたPerfumeにはリスペクトでしかありません。
当初活動休止前のライブ参戦は見送っていました
活動休止の発表があったのが、東京ドームでの「Perfume Z0/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode in Tokyo Dome」のライブがある前日でした。
本来、数少ない周年記念ライブは参戦するのですが、今回に限ってはファンクラブに入ってるにも関わらず抽選申込をしていませんでした。
なぜかと言うと、「来年もライブでPerfumeに会える」と当初から参戦する予定がなかったからです。
「来年もライブで会える!」そう思っていた
春の名古屋・岐阜旅行の際もお話しましたが、元々今年開催分のPerfumeの全国ツアーにて奇跡的に2件当選していました。
旅行・冠婚葬祭などの特別費の予算を組んでいたので、「せっかくの機会だし行こう!」と思い、両方参戦。
来年以降もライブで会えると思っていたので、ライブ参戦は年内2回に抑えて、来年に楽しみを回す予定でした。
しかしながらその後、東京ドームでのライブ前日に発表されたのが活動休止。とても悩みました。
確かに、このまま活動休止の発表があった翌日の最終ライブに参戦しなければ、今年の予算枠は収まります。
ライブ前日、奇跡的に売れ余ってたチケットを握りしめて参戦

しかしながら今回に限っては「予算の都合でライブに行かないこと」は間違いなのではと感じました。
- 来年以降、向こう数年間Perfumeに会える機会がない
- 「活動休止」とはいえ、止むを得ない事情でこのまま解散するかもしれない
- 時代背景の移り変わり、体力面で、仮に復帰できても活動休止前のようなパフォーマンスが見られるかどうか分からない
といった思いがありました。
そして何よりも、
活動休止前に「今この瞬間のPerfume」に会って、目の前で見送りたい
この思いが行く気持ちを加速させました。そしてチケット発売状況を確認すると、奇跡的にチケットが残っていて即購入。
遠距離で日帰りは難しいため、合わせてホテル、翌朝&帰りの飛行機も即予約。
購入金額 | |
ライブチケット代 | 14,000円 |
飛行機(行き) | 15,700円 |
飛行機(帰り) | 16,000円 |
ホテル(ドミトリータイプ) | 4,000円 |
合計 | 49,700円 |
出発前日の予約で約5万円。どうやら今年の特別費は予算を超過しそうです。
とはいえ、ライブ参戦がメインなので、飛行機はLCCにしたり、ホテルもドミトリータイプにして全体の旅費は抑えております。(もっとも事前に計画していれば3万円台に抑えられるはずでしたが、急遽なので割高になりました)
でも関係ありません。今回はとにかく活動休止前に見届けにいきたい。その想いでしかありませんでした。
【関連項目】
▶︎「限りある時間の使い方」(著者:オリバー・バークマン)
▶︎「時間」はお金よりも大切、1分たりともムダにできない(『かもめブログ』より)
「今までありがとう」と見届けられてよかった

実際に最後のライブに参戦して見届けに行きました。最初は楽しく盛り上がったものの、Perfumeからの最後の挨拶においては感極まりました。
昔から変わらず、観客全員とのダンスタイムをしたり、盛り上がった曲を共に踊ったりするたびに、まるで走馬灯が駆け巡るように昔の頃を思い浮かべました。
どんなに辛い時があっても、Perfumeのパワフルさに救われて、自分もここまで成長してきたんだなと感慨深かったです。
最近は本記事で「お金よりも時間の大切さ」を話す機会が増えていますが、今回は正しく実感する機会になりました。

最後に一言失礼します。
あ~ちゃん、のっち、かしゆか、25年間お疲れ様でした。またいつか元気な姿で、再び表舞台で踊ってくるのを楽しみに待ちます。
そして自分自身も日々精進して、Perfumeに負けないぐらい人生を楽しんで生きます。
また、お会いできる日まで。
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