今年で父が60歳、母が61歳になりました。昨年から考えていた還暦祝いの旅行計画プランがようやく決まりました。
悩みに悩みました。同じように還暦祝いで悩んでいる方へ、少しでも役に立てると嬉しいです。
半年以上前から旅行計画を練ってきた
一生に一度の記念、「還暦祝い」。
私が社会人なりたての頃は、両親が歳を取っていき、還暦年齢に近づく度に、
「どうしようか、仕事も忙しく金銭的な余裕もないんだよな…」
と自分勝手な都合をつけては、大切なイベントを真剣に考えることを避けていました。
しかしながら大人になれば、不思議なくらいに1年が経つのが早く感じるようになります。年が変わるたびに還暦祝いを本気で考えるようになりました。
予算、そして両親の体力レベルが障壁だった

両親への還暦祝いは「旅行」をプレゼントすると元から決めていました。母親が旅行される機会がなかったので、自分の趣味である旅行で活かしてお祝いしたかったからです。
当初の条件として下記内容で考えておりました。
▶︎ 予算:350,000円以内(宿泊代・移動費・食事代込み)
▶︎ 宿泊先の条件
1. 両親へ感謝を伝えられるプランにしたい
2. 座敷は×、ベットタイプがいい(母親が足腰良くないため)
3. 綺麗な展望が望める部屋がいい
▶︎ その他
1. 2泊3日を希望
2. ホテルステイより、観光を楽しめる方がいい
とはいえ、普段気兼ねなくひとり旅することに慣れてる分、今回の旅行計画は頭を抱え続けていました。
障壁に感じたのは
▶︎ 予算
▶︎ 両親の身体事情・体力面
▶︎ 宿泊部屋のタイプ
上記の条件で特に譲れなかったのは「予算」と「宿泊部屋のタイプ」。
「記念日プランの露天風呂付きの部屋がいい!」とこだわりを持っていた分、予算は比例して膨らむことは必至。
そのため「どの場所で、どういうプランが最適なのか」予算を交えて頭を抱える日々が続きました。
前回の記事では途中段階の旅行計画を綴ってきました。当時は粗方プランは作れたものの、「両親を無理させていないか」、「期待外れで終わらないか」その後も毎日悩み続けておりました。
このように解決できない中、どんどん月日が過ぎるため、条件を妥協することにしました。
旅行日数を妥協した結果、予算面もいい塩梅に
最終的には無事に旅行プランは確定しました。結果として「旅行日数」を妥協しました。
▶︎ 予算:350,000円以内(宿泊代・移動費・食事代込み)
▶︎ 宿泊先の条件
1. 両親へ感謝を伝えられるプランにしたい
2. 座敷は×、ベットタイプがいい(母親が足腰良くないため)
3. 綺麗な展望が望める部屋がいい
▶︎ その他
1. 1泊2日を希望
2. ホテルステイより、観光を楽しめる方がいい
当初2泊3日を予定していました。そうなると全体の旅行費用は40万円台に膨らみましたが、「1泊2日」の変更で25-30万円台に落ち着きました。
旅行日数を1日減らすことで、しばらく頭を抱えていた予算面もいい塩梅に調整されました。
後になり両親の負担が少ない最適な「記念日プラン」も決定しました。
お祝いするのに大切なのは「宿泊日数」ではなく、お祝いする「気持ち」だと後になって思うようになってからは、気持ちも楽になりました。
通勤途中、仕事の休憩で「あれでもない、これでもない」と一喜一憂してましたが、そんな悩みでさえ楽しく感じました。
一生に一度のイベント、素敵な思い出になってくれたら嬉しい

プランが決まった後、後日実家へ帰った際に両親へ旅行に行く日を無事に伝えられました。
「還暦祝いが目的である」ことは伝えておりません。サプライズで明かします。
一生に一度のイベント、素敵な思い出になってくれたら嬉しいなと思います。後日、実際に旅行した時の記録を掲載します。
私と同じように還暦祝いで悩んでいる方へ、役に立つと嬉しいです。
経済的なゆとりが生まれるにつれて、自分よがりな考えが減ってくる
余談ですが、還暦祝いを真剣に考えるようになったのも、この理由に限ると感じました。
「経済的にゆとりが生まれるようになった」
そして経済的にゆとりが生まれたのは、「家計管理・貯蓄・資産運用を若いうちから本気で取り組んできたから」です。
事実と感情を分けて考えると、自分自身の生活を守るためには、まずはお金がないと生きていけません。
多くの方はお金がなければ、自ずと自分よがりな考えになってしまいます。

だからこそ、若いうちから家計管理・資産形成等の「お金」について勉強してきました。
「時間」と「複利」には大きな関係があります。
勉強し始めの頃は勉強量に対する成果が少なくても、その後の数年、数十年と積み上げることで大きな成果に繋がります。
かたや勉強しなければ、全く正反対の成果になってしまいます。もしも早いうちから「自分自身」と「お金」について真剣に向き合わなければ、
▶ツムツムで毎月10万円課金し続ける生活をしてたり
▶ブランド品の服・時計を買い漁ってたり
▶自動車の買い替えばかり
といった生活習慣に。
そして残業代に頼りよがったサラリーマン生活に頼り、いつまでも自分よがりな生活から抜け出せなかったと思います。
もちろん、20代で地道な苦労・努力をしてきた分、若いうちの楽しみを一部犠牲にしてきた部分もあります。
とはいえ、その結果として今回30代になって、相手と楽しみを分かち合える機会を作り出すことができました。
それが初回の一大イベント「還暦祝い」です。旅行当日が楽しみです。
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▶ 還暦祝いの旅行計画に頭を抱える日々です(『かもめブログ』より)