ここ最近、お米の買い方を見直しまして「もち麦」を買い始めるようになりました。
連日白米は高騰し続けている
コロナ禍がピークを過ぎてからは物価高騰が続いておりますよね。その中でも直近1〜2年でお米の著しい高騰が長期トレンドになりつつあります。
お米の価格推移を見てみると、2023年と比べて2024年産の新米の店頭価格は5kg当たり3,500~4,000円が中心で、前年同時期で約1.5倍程上昇しました。
原因として、外国人観光客の来日によるインバウンド需要や、異常気象による米の収穫量減少の影響だと言われております。
私たち日本人として日本のお米は日常生活で欠かせない存在。やはりここまで価格が上がるのは家計に響くことでしょう。
「日常生活で欠かせない、お米の価格が上がり続けるのは反対!」とネガティブに捉え続けるか、はたまたこの状況の中で「白米」という本来を見直す絶好のチャンスと捉えるかで大きく今後の未来が変わってきます。
実際白米が4,000円を超えるようになってから、現在の販売価格だけでなく白米本来の栄養素・健康面を考えるようになりました。
そこで最近になって「もち麦」を買い始めるようになりました。
「白米」と「もち麦」の価格の違い
掲載時点では白米だと5kgで税込約4,500円ぐらいして高いですが、もち麦の場合だと2kgで約1,000円ぐらいで購入できます。1kg単価だともち麦の方が白米の約半分の価格で購入できます。
適正なる摂取量は白米よりも少なめなので2kgとは言っても、5kgの白米と同じぐらいのペースで無くなると思います。
「白米」と「もち麦」の栄養素の違い
白米ともち麦で大きく違うのは食物繊維の多さと糖質の低さです。
白米の場合は私たちが普段召し上がる1杯150gで約2.3gの食物繊維が含まれますが、もち麦の場合だと1杯70gで約3.6gも含まれます。
さらに糖質の場合だと白米で約53.4gに対し、もち麦だと約21.7gで半分以下。
もち麦はいわゆる大麦の分類ですので、消化に時間がかかり、白米より多くの栄養素が取り組めることは大きなメリットですね。
もち麦を食べてみて感じたこと
もち麦を食べてみて感じたことは以下3点ございます。
①1日の摂取量は少なめで十分
②腹持ちが良い
③最初は違和感を感じるが、慣れれば白米と同じように美味しく食べれる
①「もち麦」の1日の摂取量は少なめ
健康な方の1食あたりのごはんの量の目安は、成人で約150gと言われておりますが、もち麦の場合だと多くても1食辺り75gで十分とされております。
前述の通り、白米よりお手頃な価格なので白米ともち麦をブレンドさせて炊いても美味しく召し上がれます。
②腹持ちが良い
特に白米と比べてもち麦は食物繊維が多く、白米と比べて消化に時間を要します。
次の食事まで腹持ちが良く、かつ1食辺りの摂取量も過剰に食べる必要がなくなるのは健康的にもいいです。
もち麦を召し上がる際の注意点として、過剰に摂取しないことです。お腹の調子が悪くなりやすいです。
私も興味を持って買ったのち、白米と同じ量で初めて食べ始めてみたのですが、見事にトイレに駆け込む頻度が多くなった時がありました。
明らかに摂取量が違うことに気づいたのち、もち麦の正しい扱い方を知ってからは、適正量で食べるように修正しております。
③最初は違和感を感じるが、慣れれば白米と同じように美味しく食べれる
私もここ最近まで白米を日々食べてたので、もち麦へ切り替わる際は違和感に感じました。もち麦は白米のように甘さ控えめで、食感も違うからですね。
とは言いつつも食べていくうちに徐々に慣れてきました。今では白米同様美味しくいただけております。
出典先
- 新米店頭価格が上昇 5キロ1500円上げも 集荷競争過熱で(日本農業新聞より)https://www.agrinews.co.jp/news/index/269974
- もち性の大麦「もち麦」と白米の栄養成分比較:健康にかかわる食物繊維とその他の栄養素(もち麦情報サイト もち麦村より)
https://www.maruyanagi.co.jp/mochimugi/nutrition/