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マキシマリストの上司とミニマリストの部下(私)との距離感

『かもめ』について
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そろそろゴールデンウィークの時期。今年のゴールデンウィークは土日に祝日が被る日が多いためか、連休が少ないようですね。少なめの連休、私は実家へ顔を出す予定ですが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は仕事における上司との付き合いで考えることがありましたので紹介します。

マキシマリストの上司とミニマリストの部下(私)

皆さんの所属する上司とは良好な関係を築けていますか?チームで仕事を進めていくにあたり、直属上司との良好な関係は欠かせません。

私も比較的良好な関係ではあるのですが、1つだけ大きく価値観が異なって困っていることがございます。(以後、『C課長』と呼称します)

それはモノを多く持ちたがる性格であることです。

私は日常生活に限らず仕事においてもモノを増やすことなく、手元にないと絶対的に困る必要最低限のモノだけで勤めています。

それに対して直属上司のC課長は「あった方がいい」と思うモノはどんどん増やして、長らく保管するタイプ

マキシマリストのC課長とミニマリストの私とで価値観が真逆なのです。

「あった方がいい」と思うモノはどんどん購入するタイプ

約6年前に人事異動で初めて営業職から事務職に変わり今のC課長の下で勤めていますが、必要な備品はどんどん購入されたり、長期で使用しないモノも捨てることなく基本長期で保管する性格。

また、案件ごとの資料データもわざわざ片面印刷しては、膨大になった資料・書類の束を保管庫へ収納したがるのです。

対して私はミニマリストの考えなので、それに伴う保管スペースの用意、書類を探すのに必要な時間・手間のムダなコストがかかって頭を抱えることがあります。(他の同僚の方も同じように困ってるようです…。)

備品や書類を探したり、保管にかかる時間は1回辺り数分程度なので、「こんなことで…」と思われるかもしれませんが、塵も積もればあっという間に1日の就業時間以上に積み重なります

山積みの書類で埋もる課長デスクと、PC&電話機のみのシンプルなマイデスク

マキシマリストのC課長とミニマリストの私。鮮明に分かるのがデスクです。

朝出社時のC課長のデスクを見ると、過去に使用した山積みの書類で毎朝埋もれていました。C課長が外出で不在時は、地震が起きてもないのに山積みの書類が雪崩れることも多々。

私も含め数人で協力して積み直すのですが、元の状態に戻さないとC課長本人がどこに何を保管したのか分からなくなるようです。下層に埋もれた書類は課長自身も見る機会がないため、「どの時の書類だったっけ?」といった感じで見当がつかないことが多いです。

私が勤める職場の課長クラスは「プレイングマネージャー」。重たい案件をこなしながら、各スタッフを管理するための多忙な役回り。それもあってか中々書類の整理等も手がつけられないようです。

対する私の場合、朝出社するとデスクの上はパソコンと電話機のみ。常時机上に置く書類は基本ないようにしております。

また、パソコン起動後のデスクトップ画面も書類データは置かないようにしております。おかげで朝出社時は気持ちがスッキリです。

このようにマキシマリストとミニマリストと違いが鮮明になることに気づくのではないでしょうか。

書類の保管方法で言い争いそうになった

そのようなふたりですが、最近書類の保管方法で言い争いに発展しそうになったことがありました。

ある案件の進捗共有の打ち合わせの時。進行中にとある書類用紙を見せるように言われたのかきっかけ。

前述の通り、私は普段決裁用の重要書類を除き、用紙ではなく写真・PDF等データ化して管理しております。いざとなればわざわざ保管庫で探す必要がなく、すぐに必要な書類を探し出せて便利だからです。

そのため求められた書類を用紙ではなく、データでお見せしようとしたところ、突然C課長より叱責を受けました。理由は「上司から頂いた書類用紙を簡単に捨てて、データ化することがけしからん」という呆気ない内容。

確かに相手方から書類を頂くことに敬意は払うべきなのは分かります。しかし頂いた後の活用方法はその人のやり方なので、C課長よりダメ出しされたことに憤りを隠せませんでした。

その後冷静になって自己反省したのですが、ミニマリストとは真逆の価値観を持たれてる方とは相手と境界線を持つことが大切だと改めて感じました。

時には境界線を持つことも大切

予め断り申し上げると今回のC課長の価値観について否定したいわけではございません。むしろそれぞれの考え方・価値観を尊重することは大切なことです。

しかしながら価値観が真逆によって相手と衝突する場合があります。皆さんもそういった局面はあるのではないでしょうか?

世界を見れば宗教の考え方の違いで紛争が起きている地域があれば、SNSの世界だとあるポストについて「あれでもないこれでもない」と論争が起きてプチ炎上しているのを目の当たりにします。今回のお話に限らず、どんなに違う価値観でもお互い尊重することができれば衝突は回避できます。

主観的な考えですが「ミニマリスト」はSNSで普及しているとは言えども未だマイノリティーに感じます。そのため違う価値観を押し付けられれば、物申したくなる気持ちは分かります。

しかしここにてミニマリストの考え方で役に立つことがございます。それが相手との境界線を持つことです。

単純な理由、脳内のリソースをムダに使わずに済むからです。

あくまで自分は自分、他人は他人であって、その方の価値観がございます。真逆の価値観を相手から押し付けられて反感を持ち続けては、より大事なことの判断にブレが生じます。

それよりも自分自身の芯を持ち、自分のことにフォーカスするのです。
パソコンと電話機しかないデスクと同様、不要な考え事を取り除けばスッキリします。

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