12月です。
つい最近まで唸るような猛暑が続いたと思いきや、足早に秋が過ぎて、一気に冬が到来して、今年が終わろうとしている気がします。
京都へひとり旅をする目的は3つ
私の趣味が「ひとり旅(一人旅)」なのですが、12月初旬に秋の京都へ1泊2日で行ってきました。というより、お邪魔しました。
目的は3つあります。
① 普段の日常生活から離れ、非日常を過ごす
② 自分自身を振り返り、見つめ直す
③ 私にとって京都はアナザースカイの舞台
① 普段の日常生活から離れ、非日常を過ごす

1つ目はどの場所にも限らず「ひとり旅」をするにあたって大切にしていることです。
普段の家と会社との往来生活、変わり映えが少ない日常生活から離れるのです。
普段観たことがない景色、魅力的に感じるカフェ・お店・料理を主体的に決めて・訪れて・楽しむことで、非日常的な生活を過ごします。
もしも会社の同僚・友人等複数人で行こうとすれば、自分勝手に動くことができません。みんなで今後のスケジュールを話し合って、取り決めを行う必要が出てきます。
ひとり旅だったら今後の行き先・スケジュールを主体的に決められ、自由自在にその場所の雰囲気を楽しめられます。
「孤り・独り」ではない、主体的に動くタイプの「一人」である
私が「ひとり旅」を趣味になったのは大学時代からですが、ひとり旅してきたことを話すと、会社の同僚・知人からは「寂しくない?」とよく言われます。そうイメージされる方が多いようですね。
確かに「ひとり」は「孤り・独り」と漢字で表すことができます。それこそ「孤独」の単語がありますよね。
しかし私はそのようにネガティブには思っておりません。「一人前」の「一人」のイメージを持って新天地を訪問するようにしております。ネガティブに思って旅を楽しめなければ意味がありません。
だからこそ立派な「一人前」として、目的意識を持って行きたい場所へ訪問することで、旅を楽しめるのがひとり旅の醍醐味です。
② 自分自身を振り返り、見つめ直す

ひとり旅で大切にしていることの2つ目が「自分自身を振り返り、見つめ直す」ことです。
普段の日常生活において、決まったルーチンがあることでしょう。
▶︎ 朝6時に目覚まし時計で起こされる
▶︎ 朝8時に自宅を出発して、日中仕事をして、夜8時に帰り着く
▶︎ 束の間の自由時間で夜の支度を行い、あっという間に24時になり就寝する
そういった日々を毎日を過ごしていると、あっという間に1年が経ってしまい「今の自分」と「本来の自分」の間でズレが生じていないかの確認、大事な判断ができなかったりしたことがありませんか。
私にとって「ひとり旅」は自分自身を見つめ直す大切な機会だと感じております。一旦日常生活のルーティンに必要な脳のリソースを手放せるからです。
▶︎ 自分自身無理をしていない?→ どうすれば解消できる?
▶︎ 何のために会社員として働いて、貯金している? → その方向性からズレていない?
▶︎ 私にとっての人生のモットー「心穏やかで自由気ままに暮らす」に一歩ずつ近づけている?
上記のこと普段考える機会は少ないことでしょう。
私は旅先において最低1回、眺めがいい場所で脳内のムダなことを排除して、人生で大切なことを自問自答するようにしています。
そうすることで、本来の自分からかけ離れていないか見つめ直せるからです。
私にとってアナザースカイの舞台は「京都」
今まで「ひとり旅」の良さを熱く語ってきましたが、そんな自分自身を見つめ直せる大切な旅先が「京都」です。
私は中学時代の修学旅行にて京都へ行ったのですが、その頃から京都が好きでした。当時は今ほど観光客は多くありませんでした。
文学的な施設・静寂な寺院が多いことや、鴨川沿いで黄昏れたり、読書をされている地元の方が多いことが、自由で穏やかで、和を重きに置く京都に魅力を感じたからです。

確かに今日の京都は当時と比べれば、オーバーツーリズムで観光客で溢れるようになり、観光客によるゴミ・マナーの問題が目立つようになりました。
しかし百聞は一見にしかず。それは清水寺・嵐山等の主要観光地であって、それ以外のマイナーな場所は意外にそうでもありません。
京都は私にとってのアナザースカイ。人生のモットー「心穏やかで自由気ままに暮らす」に近づけているか見つめ直せる大切な場所なのです。
まだ一度も「ひとり旅」をされたことがない方へ、ひとり旅をしてみて皆さんにとってのアナザースカイを見つけてみませんか。